ランニングは人生の基盤
しばらくの間はランニングについて思うところを書こうと思う。
現在、僕は僕の生活があさっての方向に転げ落ちてしまわないようにするため、ランニングを継続している。
元来の意思の弱さもあり、放っておくと、本当にころころと転がっていってしまうのだ。
前のエントリで書いた通り、かつて僕は20代にして結構な額の負債(数百万単位)を負ってしまったし、他にもいろいろとあってすっかりメンタルをやられてしまった。
おかげさまで現在は負債もほぼ完済、というところまできているし、メンタルもだいぶおちついていて、少なくとも日常生活を過ごす分には全く問題がないレベルまで回復した。
そして何度も繰り返すようで恐縮だが、ランニングがそんな弱い僕を救ってくれた。
曖昧であやふやだった僕の生活の、基盤となってくれて、僕がまた人生の袋小路に迷い込んでしまった時でも「こっちの世界に」に引き戻してくれる。
ランニングを継続するためのルール
などと偉そうなことを言ってみたものの、やはり平日昼間に働きながら走り続ける、というのはなかなか大変なことだ。
これは別にランニングに限った話ではないが、何かを継続しようと思ったら、それなりの工夫というかルールを自分で確立しないと続けることが必要で、それは出来る限りシンプルな方がよい。
例えば僕の場合は、
- 3日以上休まない
- 一旦走り出したら5㎞は必ず走る(途中で怪我をした場合は除く)
この2つだけは何があっても絶対に守るようにしている。そして事実ここ3年間は一度も破っていない。
ルールの内容は人それぞれ違うだろうし、本当になんだってよくて、どちらかといえば、1度決めたらそれを絶対に守るということの方が大切だと思う。
もちろん法律などの社会的なルールは、その時々の世論や情勢に応じて柔軟に変えていくべきものだと思うけども、個人というのはそんなに強くないし(特に僕の場合)、途中で自分の決めたルールに疑問を感じたとしても、余程の理由がない限り変更しないほうがよいと考えている(だから可能な限りシンプルなルールにすべき)。
そして、よく「ものごとを習慣にするためには精神論的な努力ではなく仕組み作りが大事」というようなことを目にするけど、確かにと共感する一方で、やはり何をするにしても最低限の根性のようなものは必要だ。
思考停止といわれようが、一度自分で決めたことを少なくとも数年は継続する強い意思。これだけが人生をマシにするための唯一の方法だ。
それでも走りたくないときに僕が読む本
ただ、やはり人間というのは本当に弱いもので、雨が降っていたり寒い日には、どうしても玄関でランニングシューズを履くことを躊躇してしまうことがある。
そんなときに僕が必ず読む本がいくつかある。
脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョンJ.レイティ,エリック・ヘイガーマン
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: Kindle版
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どんなに億劫で走りたくない時でも、これらの本を読むことで僕は何とか踏ん張ることができた。
これらは本当によい本なので、別の機会に一冊ずつレビューを書きたいと思っているが、ひとまず今回はこのへんで。